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ホワイトニング用マウスピースは毎日洗う?正しい洗浄方法と注意点

ホームホワイトニングで使うマウスピースをどのくらいの頻度で洗浄していますか?実は、ホワイトニングのマウスピースは、洗浄を毎日行うのが理想的です。直接口に入れて使用するものだから、正しい洗浄方法と頻度を守って清潔に保ちたいですよね。この記事では、ホワイトニング用マウスピースの正しい洗浄方法と注意点を解説していきます。マウスピースの洗浄におすすめの洗浄剤もご紹介していますので、これからホワイトニングを始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

もくじ
  1. ホワイトニング用マウスピースはなぜ洗浄が必要なの?
  2. ホワイトニング用マウスピースの洗浄方法
  3. マウスピースを洗浄する際の注意点
  4. マウスピース洗浄剤の選び方
  5. 洗浄剤はどこで買えばいい?
  6. ホワイトニング用マウスピースにおすすめの洗浄剤
  7. もしホワイトニング用マウスピースの洗浄液を飲んでしまったら
  8. 徹底的にキレイにしたい人は超音波洗浄機を使ってみよう
  9. こんなことしてない?マウスピースが汚れる悪習慣
  10. マウスピースを正しく洗浄してホワイトニングを快適に

ホワイトニング用マウスピースはなぜ洗浄が必要なの?

ホワイトニング マウスピース 洗浄 毎日

もし、毎日ホームホワイトニングをするなら、マウスピースは毎日洗浄する必要があります。ホワイトニングや矯正、スポーツ用など目的にかかわらず、マウスピースは一定時間、口に入れて使用するもの。マウスピースを口に入れると、表面には汚れだけでなく細菌も付着します。ホワイトニングした後、お手入れをせずに置いておくと、細菌が繁殖した状態で次も使うことになり、虫歯や歯周病を引き起こしやすくなるため注意しましょう。歯をキレイにしようと始めたホワイトニングで、歯や歯茎を傷つける結果になるのは避けたいですよね。

また、長時間汚れや薬剤が残っていると臭いや汚れが取れにくくなり、薬剤の効果がうまく発揮されなくなる可能性があります。最悪の場合、カビが生えてしまい使えなくなることもあるので、マウスピースを使い続けるためには、ホワイトニングするたびに洗浄し、常に清潔に保つことが大切です。

ホワイトニング用マウスピースの洗浄方法

ホワイトニング マウスピース 洗浄 方法

こまめな洗浄が欠かせないマウスピース。どのように洗浄すればいいか解説していきます。

  • 指や「やわらかめ」の歯ブラシで優しくこすり洗いする
  • 水かぬるま湯で洗い流す
  • せまい部分の汚れや、ぬるぬる感がある場合は洗浄剤を使用する

指や「やわらかめ」の歯ブラシで優しくこすり洗いする

水でマウスピースを濡らした後、指や歯ブラシでマウスピースの内側、外側の両方をやさしくこすります。ゴシゴシこすったり、硬い歯ブラシを使うと表面に傷がついてしまうのでやめましょう。

水かぬるま湯で洗い流す

指や歯ブラシで汚れを取ったら、流水で洗い流します。水は冷たすぎず熱すぎずがポイント。常温〜40℃くらいのぬるま湯までがベストです。

せまい部分の汚れや、ぬるぬる感がある場合は洗浄剤を使用する

ホームホワイトニングのマウスピースは自分の歯の形に合わせて作成するため、せまい溝や凹凸があり、指や歯ブラシだけの洗浄では少し心もとないもの。明らかにぬるぬるしている時はもちろん、洗い残しは細菌が繁殖する原因になるので、できれば毎回洗浄剤の使用がおすすめです。

マウスピースを洗浄する際の注意点

ホワイトニング マウスピース 洗浄 注意点

マウスピースを洗う際にいくつか注意してほしい点があります。長く使い続けられるよう、ポイントを押さえて洗浄を行いましょう。

熱いお湯は使用しない

熱湯を使うと煮沸効果でキレイになりそうなイメージがあるかもしれません。ですが、ホワイトニング用のマウスピースはプラスチック製のため、60℃以上のお湯につけると溶けたり変形してしまう恐れがあります。変形したままのマウスピースでホワイトニングしても、効果が十分に得られず、歯茎を傷つけることにも繋がりますので、万一変形してしまった場合は歯科医院で再度作成してもらいましょう。

歯磨き粉はNG

歯磨き粉には洗浄成分が配合されているのですが、研磨剤(清掃剤)がマウスピースの表面に細かい傷をつけてしまうので推奨されていません。傷には雑菌が繁殖しやすく、ニオイや汚れの原因になります。歯磨き粉をつけず、やわらかい歯ブラシで優しく磨いてくださいね。

マウスピースにホワイトニング剤が残らないよう洗浄する

洗浄後にホワイトニングの薬剤がマウスピースに残っていると、ニオイが取れにくくなったり、ホワイトニング効果を邪魔してしまう可能性があります。水洗いだけで前歯などの細かい溝に残った薬剤を取り除くのが難しいと感じる人は、洗浄剤の使用がおすすめです。

洗浄剤は洗浄時間を守る

錠剤タイプや泡タイプの洗浄剤でホワイトニング用のマウスピースをつけおきする場合、推奨された洗浄時間を守るようにしましょう。推奨時間を超えて洗浄液に浸していると、商品によってはマウスピースを傷めてしまう可能性があります。洗浄後のすすぎを忘れて寝てしまいそうな人は、一晩つけおきしても大丈夫なものを選べば、翌朝すすいでも大丈夫なので安心ですよ。

しっかり乾かす

洗浄が終わったマウスピースは、ティッシュやガーゼなどでしっかりと水気を拭き取り、乾燥させましょう。せっかく洗ってキレイにしても、拭き取りが不十分だと、水垢が残り清潔とは言えない状態になってしまいます。マウスピースのケースに入れて保管する場合は、ケースにも水垢が発生しないよう注意しましょう。

マウスピース洗浄剤の選び方

ホワイトニング マウスピース 洗浄剤

マウスピースを清潔に保つため、ホワイトニング後の洗浄は大切とお伝えしてきました。洗浄剤を使用すれば、効率的にマウスピースをキレイにできるのでおすすめです。ここでは、洗浄剤を選ぶ際のポイントを解説していきます。

用途がマウスピースになっているもの

商品のパッケージや成分表示の用途欄に「マウスピース」「リテーナー」「アライナー」いずれかの記載があるものを選ぶようにしましょう。入れ歯用の洗浄剤も使うことはできますが、歯石などを取り除くため強い洗浄成分が配合されているものが多く、ホワイトニング用のマウスピースを傷めてしまうのでおすすめしません。

コストパフォーマンスで選ぶなら錠剤タイプ

ホームホワイトニングは最初にマウスピースを作成するため、初期費用がある程度かかります。ホワイトニング費用に加えて毎日のマウスピースの洗浄にまでお金がかかるのはつらいもの。値段と内容量を見て、コスパの良いものを選びましょう。錠剤タイプだと1箱にたくさん入っていて、値段も手頃なものが多い傾向にありますよ。また、ECサイトではまとめ買いするとお得になるものもあるので、チェックしてみてくださいね。

除菌効果が高いものが◎

マウスピースに洗浄が必要な理由のひとつは細菌の繁殖を防ぐことです。ホワイトニング用のマウスピース洗浄剤には、除菌率が99.9%のものもあります。毎回しっかり除菌したい人は、除菌効果が高いものを選ぶのがおすすめ。

つけおき時間も重要

ホワイトニングをしている間、マウスピースの洗浄は毎日のルーティンとして行う必要があります。もし、時短したい場合は「つけおき時間」も同時にチェックしておきましょう。つけおき3分や5分など短いものから、1時間〜数時間のものまであるため、見逃さないようにしてくださいね。

洗浄成分

マウスピースの洗浄成分で選ぶのもおすすめです。成分にこだわるなら、特に注目すべき成分は「漂白活性化剤」と「酵素」の2つ。

漂白活性化剤

漂白剤の効果を高めるもの。この成分そのものに漂白するはたらきはないですが、漂白剤を活性化させ、効率的に汚れを防ぎ、マウスピースを清潔に保ちます。

TAEDと記載されていることもあります。

酵素

食べかすなど、タンパク質の汚れを分解するもの。酵素のはたらきで歯ブラシや流水で落としきれなかった細かい汚れが分解され、すみずみまでキレイにできます。

香りで選ぶと長続きしやすい

洗浄剤はミントの香りが主流ですが、アップルなどフルーティなものもあります。好みの香りを選べば、毎日続けるのが苦になりにくく、続けやすいですよ。継続できるか心配な人は、香りから選んでみるのもおすすめ。

洗浄剤はどこで買えばいい?

ホワイトニング マウスピース 洗浄剤 どこで

ホワイトニング用のマウスピースに使用できる洗浄剤は、ドラッグストアの歯ブラシや歯磨き粉を扱っているコーナーで買うことができます。その他、Amazonや楽天、YahooショッピングといったECサイトでも購入が可能で、まとめ買いなどもあるのでおすすめですよ。検索する際は「マウスピース 洗浄剤」や「リテーナー 洗浄剤」などと入力すると見つかります。

ホワイトニング用マウスピースにおすすめの洗浄剤

ホワイトニング マウスピース 洗浄剤 おすすめ

洗浄剤を探すときのポイントや購入できる場所がわかったところで、どれを選んだらいいかわからない人も多いでしょう。ここでは、ホワイトニングのマウスピースを効率よくキレイにできる洗浄剤をご紹介していきます。

①井藤漢方製薬 デントウォッシュ リテーナー洗浄剤 578円(税込み)

ホワイトニング用マウスピース洗浄に何を使うか迷ったら、まずコレを使ってください!「コストパフォーマンス」「除菌効果」「洗浄力」が抜群で、時短も叶います。

内容量60錠
タイプ錠剤
つけおき時間5分
※汚れがひどい時は一晩つけおきも可能
成分漂白剤(過硫酸塩、過ホウ酸塩)、アニオン系界面活性剤、アルミノケイ酸塩、
イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、セラック、漂白活性化剤(TAED)、酵素、
サピンヅストリホリアツス果実エキス、発泡剤、結合剤、流動改善剤、香料、色素
香りアップルミント

5分つけおきで除菌率99.9%

IPMPと酵素が配合されており、たった5分つけておくだけで除菌率99.9%のパワフルな洗浄力。つけおき後は水でゆすぐだけでブラッシングもいりません。忙しい人でも手軽にマウスピースの洗浄が叶います。特に汚れがひどい時は、一晩つけおきがおすすめ。寝る前にセットしておくといいでしょう。

1回あたりの金額が安い

たっぷり60錠入りだから、1回の洗浄代は10円以下!ホワイトニング用マウスピースは毎日の洗浄が推奨されています。この値段なら毎日使うのも惜しくないですよね。

②花王 ディープクリーン シュッシュデント(本体) 904円(税込み)

マウスピースの洗浄剤にはめずらしい、泡タイプです。こすり洗いが不要で手軽なのもポイント。

内容量270ml
タイプ泡タイプ
つけおき時間5分
成分界面活性剤(13%アルキルアミノ脂肪酸ナトリウム)、湿潤剤(ポリオール)、pH調整剤、金属封鎖剤
香りミント

手軽で使いやすい

トレイやコップにマウスピースを置き、全体を覆うようにシュッと吹きかけます。あとは5分待って洗い流すだけ。除菌率99.9%でぬめりや汚れもパワフル洗浄。泡が密着して汚れを落としてくれるから、こすり洗いも不要なんです。

※しつこい汚れがある場合は歯ブラシで軽いブラッシングがおすすめ

5分以上つけても効果が上がるわけではなく、洗浄剤がついたまま乾燥する恐れがあるので、時間は守りましょう。

詰め替えや携帯用もある

この洗浄剤には、詰め替え用(215ml 税込756円)や携帯用(80ml 税込615円)もあります。繰り返し使ったり、旅行や出先で使えるから便利! 

③ライオンケミカル 矯正用リテーナー・マウスピース洗浄剤 795円(税込み)

錠剤タイプの洗浄剤です。名前に”矯正用”と記載がありますが、ホワイトニング用のマウスピースの洗浄にも使用できます。

内容量108錠
タイプ錠剤
つけおき時間5分
成分漂白剤(過硫酸塩、過ホウ酸塩)、陰イオン系界面活性剤、酵素、漂白活性化剤、炭酸塩、
クエン酸、重炭酸塩、結合剤、滑沢剤、香料、色素
香りミント

とにかくコスパ重視の人はコレ!

1回の洗浄代はなんと8円以下!コストパフォーマンスNO.1です。Amazonならまとめ買いでさらにお得になるから、気になる人は要チェック!

5分間で除菌率99.9%

洗浄時間は5分!酵素配合で除菌率は99.9%のパワフルさ。毎日使い続けることで洗浄効果がアップしていくので、継続使用がおすすめですよ。

④白元アース リテーナークリーンViVa 1,184円(税込み)

2008年から続くロングセラー商品です。すっきりした香りで人気があります。

内容量60錠
タイプ錠剤
つけおき時間5分
※汚れがひどい場合はプラス5分程度つける
成分漂白剤(過流酸塩、過ホウ酸塩)、アニオン系界面活性剤、酵素、炭酸塩、
クエン酸、結合剤、流動改善剤、香料、色素
香りピンクグレープフルーツ+ミント

しつこい汚れも10分でキレイに

日常的な軽い汚れなら、5分の洗浄で完了です。ひどい汚れがある場合はプラス5分して10分つけおきでOK!長時間つけおく必要がないから、何か別の作業をしている間に終わりますよ。

ピンクグレープの香りでスッキリ

洗浄剤にはめずらしいピンクグレープフルーツにミントをプラスした香りです。スッキリ爽やかな洗い上がりだから、香りにもこだわりたい人におすすめ。

⑤Cutona(キュトナ) マウスピース洗浄剤 デントウォッシュ リテーナー 1,000円(税込み)

白いパッケージは一目で洗浄剤と分からないため、洗面所に置いていてもオシャレ。インテリアにこだわっている人にもおすすめです。

内容量30錠
タイプ錠剤
つけおき時間5分
※汚れがひどい場合は一晩つけおきしてOK
成分漂白剤(過硫酸塩、過ホウ酸塩)、アニオン系界面活性剤、アルミノケイ酸塩、
イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、セラック、ポリリン酸塩、漂白活性化剤(TAED)、
酵素、サピンヅストリホリアツス果実エキス、発泡剤、結合剤、流動改善剤、香料
香りライムミント

ライムミントの爽やかな香り

洗い上がりスッキリなライムミントの香りで、口臭に影響しません。毎日の洗浄でリフレッシュできますよ!スースー感が苦手な人にもおすすめです。

高い洗浄力と除菌力

漂白活性化剤によるパワフルな除菌力で除菌率99.9%。酵素による洗浄力で5分で汚れがスッキリ!

⑥JM Ortho リテーナーシャイン 顆粒 954円(税込み)

歯科医院でも採用されている、顆粒タイプの洗浄剤です。

内容量150g
タイプ顆粒
つけおき時間30分
成分ペルオキソ硫酸水素カリウム混合物、過ホウ酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、タンパク質分解酵素
香りなし

顆粒だから水に溶けやすい

水またはぬるま湯に入れるとすぐ溶けます。溶けきったら水が青色に変わるので分かりやすい!そこからマウスピースを30分つけおきします。他の洗浄剤と比べると少し時間が長いので、携帯などでタイマーをかけておくと忘れにくくなりますよ。

1ケースで約60回使える

リテーナーシャインは1ケースで約60回、毎日使っても2ヶ月ほど持つのでコストパフォーマンスが良好。かさばらないので収納にも困りません。香りがつかないから、毎日使っていても飽きがこず、続けやすいのもポイントです。香りが苦手な人にもおすすめ。

⑦紀陽除虫菊 デントクリアリテーナー 758円(税込み)

ゴージャスなバラの香りの洗浄剤、錠剤タイプです。

内容量48錠
タイプ錠剤
つけおき時間5分
※汚れがひどい場合は一晩つけおきしてOK
成分酵素、界面活性剤:アルファオレフィンスルホン酸塩、発泡剤:重炭酸塩・クエン酸・炭酸塩、
結合剤、流動改善剤、香料、色素、酸素系漂白剤:過硫酸塩
香りバラ

毎日5分の洗浄で清潔に

酵素配合だから5分のつけおきでスッキリ洗い上がります。除菌率も99.9%でマウスピースを清潔に保てますよ。

めずらしいバラの香り

洗浄剤ではあまり見たことがないバラの香り。洗い上がりスッキリで、装着時にはほのかな香りが広がります。バラの香りが好きな人は要チェック!ぜひ試してみてくださいね。

⑧ポリデント デンタルラボ 泡ウォッシュ 697円(税込み)

マウスピースの他に、部分入れ歯の洗浄にも使用できる泡タイプの洗浄剤です。自宅だけでなく外出先でも使用したい人におすすめ。

内容量125ml
タイプ泡タイプ
つけおき時間60秒〜90秒
成分グリセリン、ソルビトール、香料、ラウリル硫酸Na、PEG-40水添ヒマシ油、コカミドプロピルベタイン、
ゴマ油、安息香酸Na安息香酸,PEG-8、サッカリンNa、EDTA-2Na、BHT
香りなし

優しくブラッシングしながら洗浄

マウスピースに泡を吹きかけた後、歯ブラシで優しく全体をブラッシングします。90秒ほど磨いたら終わりです。

コンパクトで持ち運びに便利

容器が小さく持ち運びやすいので、外出先でもサッと洗浄できます。洗浄時間も60秒〜90秒と短いので、外出先だけでなく、自宅でまめに洗浄したい人にもおすすめですよ。

もしホワイトニング用マウスピースの洗浄液を飲んでしまったら

ホワイトニング マウスピース 洗浄剤 誤飲

誤って洗浄剤を溶かした水を飲んでしまった!そんな時は焦らず冷静に対処しましょう。まずは、洗浄剤のパッケージや取扱説明書に記載されている「誤飲した場合の対処方法」に従うのが一番安全です。手元にパッケージや取扱説明書がない場合は、インターネットで商品名を検索すれば、メーカーのホームページなどで見つけられる可能性があるので探してみるといいでしょう。

自分でできる応急処置としては、飲んだ量が少なければ、身体に影響は少ないと考えられるため、水や牛乳を飲んでしばらく様子を見ます。もしも大量に飲んでしまった場合は、胃などの粘膜に影響が出る可能性があるため、早めに医療機関を受診しましょう。

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんの手の届かない場所での保管、洗浄を行うようにしてくださいね。

徹底的にキレイにしたい人は超音波洗浄機を使ってみよう

ホワイトニング マウスピース 洗浄器

より効率的にマウスピースを洗浄したい人には、超音波洗浄機を使うのもいいでしょう。汚れをしっかり取り除くことはもちろん、時間や手間が激減します。

超音波洗浄機を探すときのポイント

マウスピースの洗浄を効率よくするため、探す際には次の3つのポイントを押さえておくといいでしょう。

  1. 歯科医院で導入されている周波数40,000Hz(40KHz)を目安にする
  2. タイマー機能があると時間を気にしなくてOK
  3. 洗浄層が取り外せるタイプはお手入れが楽チン

ホワイトニング用マウスピースにおすすめの超音波洗浄器

性能がよく、マウスピースの洗浄に適した超音波洗浄機をいくつかご紹介します。気になっていた人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

①ポリデント デンタルラボ 超音波洗浄器(洗浄剤つき) 8,141円(税込み)

入れ歯洗浄剤などで人気のポリデントが開発した超音波洗浄器です。専用の洗浄剤を使うことでより徹底してキレイにできるので、まずはセットでの購入がおすすめ。

周波数40,000Hz
タイマーあり(5分)
洗浄槽取り外し可能
成分(洗浄剤)発泡剤(重炭酸ナトリウム、クエン酸)、漂白・除菌剤(過炭酸ナトリウム、過硫酸カリウム)、
安定化剤(炭酸ナトリウム)、滑沢剤(安息香酸ナトリウム、ポリエチレングリコール8000)、
漂白活性化剤(テトラアセチルエチレンジアミン(TAED))、歯石防止剤(メタケイ酸ナトリウム)、
界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、結合剤(ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、セルロースガム)、
香料、酵素、色素(青色2号、青色1号アルミニウムレーキ、黄色4号、黄色4号アルミニウムレーキ)
歯科医院と同じ周波数で徹底洗浄&除菌

歯科医院で採用されている超音波洗浄器の周波数と同じ威力で洗浄可能です。専用の洗浄剤を使えば、5分で除菌率99.9%!

5分タイマーでほったらかし可能

ポリデント デンタルラボの超音波洗浄器の推奨時間は5分です。タイマー機能が搭載されており、5分で自動的に洗浄が終わるため、スイッチを入れたらその場を離れても大丈夫ですよ!

②サンワダイレクト 超音波洗浄器 7,480円(税込み)

マウスピース専用ではなく、さまざまなものを洗浄できる超音波洗浄機です。

周波数42,000Hz
タイマーあり(1分〜5分まで1分ごとに設定可能)
洗浄槽取り外し可能
ホワイトニングのマウスピース以外にも洗浄したい人におすすめ

マウスピースのほか、メガネや時計のベルト、アクセサリーなど長さや幅のあるものの洗浄にも対応しています。洗浄したいものに合わせて洗浄槽を変えられるのもポイント。周波数も歯科医院の洗浄器よりも高くパワフルです。

1分〜5分のタイマー設定が可能

タイマー設定があるのでほったらかしにできます。1分ごとに5分まで設定ができるので、用途に合わせて洗浄時間を変えることも可能ですよ。

こんなことしてない?マウスピースが汚れる悪習慣

ホワイトニング マウスピース 汚れ 原因

毎回ホワイトニング後にマウスピースを正しく洗浄していても、なんとなく汚れている気がする。その汚れ、もしかしたら日頃の習慣が原因かもしれません。ここでは、ホワイトニング用のマウスピースが汚れてしまう4つの悪習慣をご紹介します。

①歯を磨かずにホワイトニングしている

食後、口をゆすぐだけ、もしくは何もせずにホワイトニングしていませんか?マウスピースに付着した食べかすはプラーク(歯石)になり、取れにくい汚れやニオイの元になります。ホワイトニングする前に必ず歯磨きをして、食べかすが残っていない状態にしましょう。

【磨き方】

歯ブラシの毛先を歯の面に直角に当てる

歯と歯茎の間は歯ブラシを少し傾けて当てる

歯ブラシの先端が広がらない程度の軽い力で動かす

動かすときは5〜10mmほどの幅で小刻みに動かし、1本ずつ、最大でも2本ずつ磨く

【歯ブラシ】

奥歯まで磨けるようヘッドは小さめ

硬さは「ふつう」か「やわらかめ」

ブラシが平らにカットされたもの

②色の濃いもの、着色しやすいものを好んで食べている

色が濃い食べ物、飲み物や、着色しやすいものが好きな人は、少し注意が必要です。歯に着色汚れが残った状態でマウスピースをつけると、マウスピースにも着色汚れが移ってしまいます。飲み物なら大丈夫と思われる人もいるかもしれませんが、実は飲み物の方が歯の隙間に入り込みやすく、歯を磨いても取りきれない可能性が高いです。ホワイトニング中はできるだけ、色の濃い食事は控えた方が無難でしょう。

【なるべく避けた方がよい物】

  • コーヒー、紅茶、日本茶
  • 赤ワイン
  • コーラ、ジュース類
  • 色の濃い野菜・果物
  • カレー
  • チョコレート
  • 大豆製品
  • 醤油
  • 味噌
  • ソース
  • 着色料を使用した食品
  • 色つきの歯磨き粉・うがい薬 など

大豆は色が白いですが、大豆に含まれるイソフラボンはポリフェノールの一種。そのため、歯の黄ばみ汚れの原因の一つです。また、この中で着色料をたくさん使用した食べ物が一番汚れがつきやすいので注意しましょう。

どうしても食べたい時は

食べる前に水を飲んで口の中を湿らせておきましょう。歯が濡れているだけでも、着色汚れが歯につきにくくなります。さらに予防しておきたい人は、牛乳を飲んで歯の表面に膜を張っておくといいですよ。コーラやメロンソーダなど、色の濃いドリンクを飲む時はストローを使って飲むのがおすすめ。前歯の表面に直接ジュースが当たらないので、人から見える部分に着色汚れがつくのを防ぐことができます。

食後は口内をキレイに

色の濃いものや着色しやすい食べ物、飲み物が含まれる食事をした時は、なるべく早く歯磨きをすれば問題ありません。もし外出先などですぐに歯磨きができない状況であれば、水で口をゆすぐだけでも効果があります。とにかく着色汚れが歯に触れている時間を短くすることが大事です。

③歯と歯の間を磨いていない

実は歯ブラシだけで歯の隅々までキレイにするのは難しいです。歯磨きしてからホワイトニングしているのに、マウスピースを洗浄してもニオイが残ると感じる人は、コレが原因かもしれません。歯と歯の間の汚れは、歯間ブラシやデンタルフロスなどのオーラルケアグッズをうまく利用することで、ほぼ取り除くことができます。その証拠に、歯ブラシだけで丁寧にブラッシングした場合の、歯垢などの汚れの除去率が60%なのに対し、ブラッシングの後に歯間ブラシやデンタルフロスを使用すると、施工などの除去率が80%〜90%までアップするんです!いずれもドラッグストアのデンタルコーナーで買えるので、「当てはまるかも?」と思ったらぜひ試してみてくださいね。

④タバコを吸ってすぐホワイトニングしている

愛煙家の方は、寝る前にタバコを吸う人も多いでしょう。就寝時につけるタイプのマウスピースや、寝る前にホワイトニングしている人で、タバコを吸ってからホワイトニングしている場合は、その習慣をすぐにやめることをおすすめします。タバコに含まれるニコチンやタールは歯を黄ばませる原因のひとつです。喫煙後にうがいをしても、取り除くことは難しく、口内に残ってしまいます。その状態でマウスピースを装着しても、ホワイトニングの効果が落ちてしまうだけでなく、洗浄しても取れない汚れとして付着してしまうため、喫煙は控えましょう。白く健康な歯を目指すなら、ホワイトニングをきっかけに、本数を減らしたり、禁煙を考えてもいいかもしれません。

マウスピースを正しく洗浄してホワイトニングを快適に

ホワイトニング マウスピース 洗浄

いかがでしたでしょうか。ホワイトニング用のマウスピースは、薬剤や汚れを取り除くため、毎回洗浄することが大切です。今回ご紹介した「井藤漢方製薬 デントウォッシュ リテーナー洗浄剤(60錠 税込578円)」は、酵素・IPMP・漂白活性剤配合だから、洗浄力と除菌力が抜群!コスパも良くて毎日使いにおすすめです。ドラッグストアのほか、AmazonなどのECサイトで購入可能なので、ぜひチェックしてみてくださいね。ホワイトニングは継続することで効果を実感できるもの。正しい洗浄方法でマウスピースを清潔に保ち、白く美しい歯を目指しましょう。

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